
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志とタッグを組んで選挙に臨んでいた前岸和田市長の永野耕平が、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された。
大阪地検特捜部によると、永野容疑者は岸和田市長として在任中の2021年5月に予定していた工事の入札に関し、特定の企業の代表取締役に最低制限価格を漏らし、公正な入札を妨害した疑いが持たれているという。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、岸和田市長選や岸和田市議選を取材した選挙ウォッチャーちだいは、「立花孝志の外堀がどんどん埋まっているように見える。今になって2021年の談合事件が出てくるということは、今後、さらなる動きがあるかもしれない」と話した。