
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の公認で立候補したこともある福永活也が呼びかけ、自分の事実誤認に基づく失礼な投稿をしてきたくせに、選挙ウォッチャーちだいを名誉棄損で訴えてきた裁判で、25日、さいたま地裁(田中邦治裁判長)は、選挙ウォッチャーちだいに5500円の支払いを命じる判決を下した。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、実質的に初めての敗訴となった選挙ウォッチャーちだいは「侮辱されたのは私の方であるが、もともとは簡易裁判所で提起された裁判であり、いわゆる『裁判ガチャ』を狙ったものだった。今回、東京地裁であれば、こんなことにはならなかったと思うが、さいたま地裁なので、こういうこともある。どちらかと言えば、名誉棄損を受けているのは私の方であるが、私がお金を払うことになるのはおかしい。控訴はもちろんだが、反訴、もしくは別訴も検討する」と話した。