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田中裕太郎に人権侵害申し立て

 杉並区議の田中裕太郎が、昨年4月の杉並区議選に立候補した際の選挙公報に使用したイラストをめぐり、トランスジェンダーを差別する人権侵害であるとして申し立てが行われ、13日に記者会見が行われた。
 トランスジェンダーが女だと言い張って女湯に入ってきて、女性たちに恐怖や混乱を与えるという話はデマで、こうしたデマをもとにトランスジェンダーを仮想敵とし、選挙を使ってヘイトスピーチを重ねる手法が問題視されている。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、杉並区長選や杉並区議選を取材してきた選挙ウォッチャーちだいは、「そもそもネトウヨをこじらせて人権侵害を繰り返す田中裕太郎に政治家の資格はない」と切り捨てた。