
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が大津綾香党首を名誉毀損で訴えていた裁判で、東京高裁は29日、「控訴棄却」という判決を下し、大津綾香側の敗訴となった。
大津側は、会計不正の証拠資料をたくさん提出したが、あまり審議してもらえず、あっさりと棄却された形だ。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、東京高裁の傍聴に行った選挙ウォッチャーちだいは、「一審を覆すのは難しいとはいえ、多少は審議してもらえるものだと思っていたが、まったく審議してもらえなかったのは痛恨だ。ただ、これですべてが終わるわけではなく、引き続き、立花孝志の会計不正疑惑は追及していく」と話した。