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今国会での衆議院解散なし

 岸田文雄総理が15日、「今国会での解散は考えていない」と明言し、衆議院の解散総選挙は見送られたと各メディアが一斉に報じている。
 これまで自民党内では安倍派を中心に解散を望む声があったが、岸田文雄総理にメリットが薄く、情勢調査の数字も芳しくなかったことから見送られた形だ。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、全国の選挙を追いかけている選挙ウォッチャーちだいは、「このタイミングでの解散は勘弁してほしいと願っていたところなので、解散がなくなって安堵している。これで反社会的カルト集団『政治家女子48党』の取材に専念できる」と喜んだ。

岸田総理の演説会場で爆発

 和歌山市の雑賀崎漁港で15日11時半頃、4月23日投票の衆院補選・和歌山1区で門博文候補の応援演説に駆け付けた岸田文雄総理に爆発物が投げ込まれる事件が起こり、20代~30代とみられる男性がその場で取り押さえられた。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、前日に和歌山1区を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、千葉5区での街頭演説を取材するために千葉に入っており、事件に巻き込まれずに済んだ。「今回は爆発物ということで、場合によっては岸田総理だけでなく、聴衆にケガ人が出てもおかしくなかった。死傷者が出なかったことは不幸中の幸いで、どんなに政権に対して不満があっても、選挙で一つ一つ変えなければならない」とコメントしている。