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立花孝志、参政党支持者に裁判予告

 NHK党の尊師・立花孝志が、参政党を支持する一般人に裁判で脅している。
 12月25日投票の西東京市議選で、同党の幹事長・黒川敦彦(44)が参政党の候補者に度重なる妨害行為をしたことについて、参政党の支持者が「ストーカー規制法違反だ」と指摘。それに対し、立花孝志が「ストーカー規制法違反ではないので名誉毀損だ」と主張し、「謝らないから法的措置を検討する」と言い出した。謝罪しなければ訴えるというのは、いつもの立花孝志のマウンティングスタイルだが、潤沢な政党交付金を武器に、こうした批判さえ「スラップ裁判」で封じていくつもりのようだ。
 ストーカー規制法違反で問えるかどうかはともかく、黒川敦彦が選挙妨害をしていたことは確かであり、立花孝志自身が12月21日の総会で、黒川敦彦が参政党の候補者を車に乗せないような妨害をしたことについて「もし自分が同じことをされたら選挙の自由妨害罪で刑事告訴する」と述べているように、黒川敦彦の選挙妨害は深刻だ。最終的にどのような罪になるかは司法判断となるが、「黒川敦彦が選挙妨害をしていた」という事実は変わらない。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党に詳しい選挙ウォッチャーちだいは「どうせイキった動画を出したところで裁判で負けるんだから、その弁護士費用分を借金の元本返済に回したらどうか」と述べた。