NHK党幹事長で「つばさの党」代表の黒川敦彦(44)が、1月15日に公明党本部前で「創価学会解散デモ」なるものを計画しているが、その予行練習として14日、自民党本部前で爆音の街宣活動を行った。
この日は土曜日ということで、自民党本部に出入りしている人はほとんどいなかったが、公明党前での解散デモに使用する4連スピーカーなどを試し、リズムや音楽に合わせてポエムのような演説をしていた。
「『NHK党から国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党に詳しい選挙ウォッチャーちだいは、「自民党本部前で爆音の抗議をかましても逮捕されないことを確かめた上で、15日の創価学会解散デモに臨もうとしているが、自民党本部の周辺には公共の建物しか存在しない。信濃町は閑静な住宅街なので、日曜の昼に爆音での抗議をすれば、住民から苦情が出て警察から制止命令を出される可能性がある。そんな時のために『自民党の前では抗議ができた』と印籠のように主張するのだろうが、環境が異なるので意味はない。いっそのこと逮捕されたらいいと思う」と話した。