NHK党や「つばさの党」などを最前線で取材している選挙ウォッチャーちだい宛に、「うんこ」が送り付けられた。消印の日付は1月6日、一連の取材から帰り、1月14日の夜に「柏防犯安全協会」なる差出人の郵便物を開封したところ、中から4枚ほどの白紙に包まれた「うんこ」と、ビニール袋に入った300円分のクオカードにくっついた「うんこ」が入っていた。つまり、「うんこ」は2つである。
これまでパンフレットや代引商品など業者を通じた送りつけ被害には遭っていたが、犯人が直接的に郵便物を送り付けてきたのは初めてである。警察には通報済で、今後、不審な郵便物の送り付けがあった場合には開封する段階から柏署と連携する。
一連の被害を受け、選挙ウォッチャーちだいは「パンフレットが送り付けられた際は、推認できる証拠をもってNHK党(旧・NHKから国民を守る党)が組織的に行っているものと断じたが、今回はN国信者の単独犯だと考えている。書かなくてもいい差出人が書かれ、それが『柏防犯安全協会』なるものであるところや、わざわざプレゼントであるかのように『300円分』というショボい金額のクオカードをつけているあたりに犯人の精神性を窺うことができる。そもそも私の自宅などの個人情報を晒したのは立花孝志や大橋昌信であり、こうしたことが一連の嫌がらせ行為につながっている。海外逃亡中のガーシーこと東谷義和が芸能人などを名誉毀損や脅迫といった刑事事件で問われるような誹謗中傷をする様子を見て『日本を変えてくれるかもしれない』と期待してしまう知性の人間がN国信者だ。今さら『N国信者じゃないかもしれない』などと言ったところで、何の説得力もありはしない。少なくとも住所などの個人情報を晒したことから、このような送り付けに発展していることからしても、NHK党の立花孝志らに責任がないとは言えない。よって、これからもより一層、NHK党に対する追及の手を緩めることなく、取材を通じて、皆様にそのカルト性を伝えていく。犯人はむしろ、私のモチベーションを高め、私を応援する人を増やしただけである」と述べた。
なお、「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)では、一連の反社会的カルト集団としての振る舞いを記録し、一冊の本にまとめている。「NHK党」が私に対してだけでなく、世間に対し、いかなる害悪を撒き散らしてきたのかを多くの方に知っていただきたい。