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N党・菊竹進、神谷宗幣に返り討ち

 4月23日の武蔵野市議選にNHK党から立候補予定の菊竹進が下関市を訪れ、参政党の神谷宗幣事務局長に質問する場面があった。
 下関リピエ前で演説中に車で乗り付けた菊竹進だったが、「質問に応じろ」と要求し、神谷宗幣事務局長が「せっかく下関まで来たので1つだけ質問に答える」と答えた。すると、菊竹進は「被告となった今の気持ちは?」と質問したが、神谷宗幣事務局長は「訴状を見ていないので分からないが、裁判をされたのは良いこと。裁判の中で明らかにする」と回答。質問タイムが終わると、「もう二度と相手にしないので、二度と来ないでほしい」と要求した。しかし、その要求は飲めないと菊竹進は次の会場に向かい、再度、質問を試みた。
 別の会場でも「1問だけ」という条件でマイクを渡してもらえたが、菊竹進はしょうもない質問で終わってしまい、再びの質問のチャンスをもらえなかった。N国信者たちはYouTube越しに盛り上がっていたようだが、現場では明らかに返り討ちに遭っており、とても無残な戦いだった。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党を取材する選挙ウォッチャーちだいは、「せっかくマイクを渡してもらえたのに、クリティカルな質問をできず、逆に質問され、ぐうの音も出なくなってしまった。返り討ちとしか表現できないほど無残な散り方だ。なぜザコキャラの菊竹進に任せてしまったのか」と感想を述べた。近日中にYouTubeをアップするほか、明日の「チダイズムnote」の「参政党マガジン」でも詳細をレポートする。