NHK党の黒川敦彦を中心に、丸吉孝文や菊竹進らで構成されるNHK党の「討伐隊」が、2月1日、東京都北区の「北とぴあ」で行われていた参政党の講演会で神谷宗幣議員らを待ち伏せした。
参政党員に質問をする動画を撮影した者にはNHK党から1万円の懸賞金が支払われる「討伐祭」なるものが開催されたが、集まったのは菊竹進、丸吉孝文、寿司太郎など計6人。「北とぴあ」の正面玄関で講演会に参加した人たちに向かって「神谷被告!」と叫ぶだけで、神谷宗幣が乗っていると勘違いした赤の他人の車を追いかけるなどしたが、結局、神谷宗幣議員に会うこともできなかった。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党を取材している選挙ウォッチャーちだいは、「このアホの迷惑行為を取材をするために朝6時から12時間近くかけて山口から東京まで車を走らせてきた。ショボいだろうとは思ったが、これほどショボいとは思わなかった」と嘆き、「神谷宗幣氏を勝手に詐欺師扱いしているが、自身の政党に本寸法の詐欺師がいるくせに、どの口で他党を批判しているのか」と首を傾げた。