3月11日に白金にある「幸福の科学」の宗教施設「大悟館」の前で迷惑街宣を行う予定だった大川隆法総裁の息子・宏洋とNHK党幹事長の黒川敦彦は、大悟館前での街宣中止を命ずる仮処分を受け、当日は五反田にある「幸福の科学」の総合本部前で街宣を行うと発表した。
仮処分が下されている今、宏洋と黒川敦彦は「大悟館」の近づくと逮捕される可能性があり、逮捕を避けるためにターゲットを総合本部に変更した形だ。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党や幸福実現党を取材している選挙ウォッチャーちだいは、「総裁がお亡くなりになり、悲しみに暮れる信者たちが喪に服している期間に迷惑な街宣活動を行うのは非人道的であり、自己主張のやり方を間違えている。しょせんは4月23日に向けたパフォーマンスと見られるが、いくら『幸福の科学』がカルトで批判されるべき対象だとしても、こんなことをして喜ぶのは品性下劣なN国信者だけだ」とコメントした。