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東谷義和の懲罰、「除名」に決定

 海外逃亡中の詐欺師で、8日の参議院本会議での「陳謝」を前日にドタキャンし、これまで一度も国会に出席したことがない「政治家女子48党」のガーシーこと東谷義和に対し、14日、改めて懲罰委員会が開かれ、「除名」に処すことが全会一致で決まった。
 浜田聡は「どのような結果になろうとも従いますが、受け入れることは永遠にないと思っていてください」などとする東谷義和の弁明文を代読したが、「職責を果たそうとしない態度は国民に対する裏切りであり、国会議員の身分を放棄するに等しい」「これ以上配慮する余地がない」など、除名が妥当とする意見が出され、全会一致で「除名」とすることが決定した。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、政治家女子48党を取材している選挙ウォッチャーちだいは、「一度は陳謝という形でチャンスが与えられ、本人も『帰ってくる』と参議院に通達を出しておきながらドタキャンしたことは大きく、慎重論はあれど、除名は免れなかっただろう」と話した。