4月23日投票の統一地方選で、「NHK党」や「政治家女子48党」から立候補した候補が、ことごとく落選。党が壊滅状態に陥った。23日時点で当選が確定したのは、船橋市議選の甲斐幸、苫小牧市議選の觸澤高秀、高浜市議選の福岡里香のみ。あとは24日開票の荒川区などで当選できるかだが、候補者の9割以上が落選したとみられる。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党や政治家女子48党を取材してきた選挙ウォッチャーちだいは、「旧NHK党を支えてきた現職たちが落選したことで、党を支える地方議員がいなくなり、いざとなった時の議員からのお布施という道も断たれてしまったことから、党の存続そのものができなくなった。解党までは時間の問題だ」と述べた。