船橋駅構内にサリンをばら撒くなどとTwitterに書き込んでいた山本深雪が、偽計業務妨害の疑いで逮捕された。問題となったツイートは既に削除されているが、「早く逮捕されたい」「刑務所に入りたい」などと動機を語っていた。
４月２３日の船橋市議選では落選し、供託金も没収となり、ポスターやビラなどが自己負担になっていた。こうしたことも犯行に走らせる動機となっていそうだ。
「『ＮＨＫから国民を守る問』とは何だったのか？」（新評論・１６５０円）の著者で、船橋市議選を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「過去には自分の親がヤクザであると自称し、脅すようなツイートをしていたことが問題となった過去があり、メンタルを含め、いろいろなものを抱えている人なのだと思う。しかし、いくら自暴自棄になっても犯行予告のようなことを書き込んでしまう人間は政治家になってはいけない。簡単に政治に立候補するようになってしまったのはＮ国党の影響が大きいと思われる」とコメントした。