熱心なN国信者として有名だった美容師が、自身が経営する複数の美容室を6月末をもって閉店するとYouTubeで発表した。
有名になるにつれ、店舗の特定につながるような書き込みが増え、このままでは経営に差し支えることに加え、家族の安全面などを配慮した結果、閉店することになったという。7月以降は美容師ではない別の仕事をするという。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、「政治家女子48党」の取材をしている選挙ウォッチャーちだいは、「店舗や個人が特定され、ネットなどで晒されると、生活が脅かされ、場合によっては会社や店舗が休業や閉店に追い込まれるようなことにもなり得る。N国信者の美容師は、まるで被害者のように語っているが、そもそもN国信者が熱心に応援している反社会的カルト団体『政治家女子48党』は、さまざまな人たちの個人情報を晒し、さらには、有名人の真偽不明な暴露までしてきた団体である。因果応報とはこのことで、自分がやられて困ることは、誰かに対してやってはいけない。閉店には同情するが、被害者であると同時に、加害者であるという認識も持ってほしい」とコメントした。