7月2日告示・7月9日投票の厚木市議選に、本当は「NHK党」にもかかわらず、まるで諸派であるかのように装い、立候補する男がいることが明らかになっている。「厚木新党」なる政治団体から立候補している岩崎一弥は、NHK党のボランティアを長らく続けてきた生粋のN国信者で、あまりにも「NHK党」のイメージが悪すぎて票を見込めないことから「厚木新党」に偽装し、パッケージを変えて立候補してくる。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、「NHK党」や「政治家女子48党」を最前線で取材している選挙ウォッチャーちだいは、「岩崎一弥はゴリゴリのN国信者なので、取材をする僕にも挑発的な態度だった。ただ、挑発はするものの、話しかけてきたりすることはなく、見られていることにプレッシャーを感じてセリフが飛んでしまうシーンも見られた。ただイキるだけで何もできないのがN国信者の特徴で、議員になっても仕事ができるとは思えない。そもそも物の善悪の判断もつかず、ゴミ袋の有料化反対の一点だけで当選を狙っているようだが、実際にはステルスN国党員なので、間違っても投票しないように気を付けてほしい」と注意を呼び掛けた。