２０２２年の参院選に、反社会的カルト集団「ＮＨＫから国民を守る党」の比例区で立候補していた「ＦＣ２」の創業者である高橋理洋が７日、関西空港で「わいせつ電磁的記録陳列」の疑いで京都府警に逮捕されたことが明らかになった。
これでＮ国党から比例区で立候補した人間の逮捕は、「ガーシー」こと東谷義和、大麻の山本太郎、つばさの党の黒川敦彦に続き、４人目。９人立候補したうちの約半数が、わずか２年の間に何かしらの犯罪で逮捕されており、過去に犯罪歴のある西村斉、元ヤクザの組長だったことを告白している添田真也などを合わせると、ほぼ犯罪者集団と言ってもよい。
「『ＮＨＫから国民を守る党』とは何だったのか？」（新評論・１６５０円）の著者で、兵庫県知事選を取材予定の選挙ウォッチャーちだいは、「尊師である立花孝志も、不正競争防止法違反、威力業務妨害、脅迫罪で前科３犯となっており、刑事事件に問われていないだけで名誉毀損は多数ある。このような犯罪者集団が選挙の結果に影響を与えるようなことがあってはならない」と警鐘を鳴らした。