反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が、来年の参院選で宮城県選挙区から立候補する可能性の高い立憲民主党の石垣のりこさんに刺客を立てると宣言している。
立花孝志いわく、あえて石垣のりこさんを応援する候補を立てれば、石垣のりこさんに投票する人が5%削られ、石垣のりこさんが落選するという。しかし、2019年の参院選では、N国党から三宅紀昭が立候補したことで、自民党の票が削られ、石垣のりこさんが当選している。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、来年の参院選で宮城県選挙区を取材予定の選挙ウォッチャーちだいは、「どうしていきなり石垣のりこさんを標的にし始めたのかと言えば、兵庫県議会をコントロールしているのが菅野完さんだという陰謀論を信じ、さらには、菅野完さんに嫌がらせをするには石垣のりこさんを落選させるのが一番だと考えたからだ。しかし、その前にシャバから消えている可能性が高い上、N国党の刺客が石垣のりこさんを応援したところで、削られるのは同じ周波数の自民党や日本維新の会であることは、これまでの選挙で証明されている。そもそも2019年の参院選では、宮城県選挙区にN国党の三宅紀昭が立候補したことで、似たような周波数の自民党の票が削られ、石垣のりこさんが当選している」と話した。