反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志は22日、兵庫県警の事情聴取を終え、逮捕されずにシャバに戻された。
事情聴取は、百条委員会の奥谷謙一県議に対する名誉毀損、威力業務妨害、脅迫について聞かれたようで、その他の容疑については聞かれていないようだ。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、兵庫県警前で取材をしていた選挙ウォッチャーちだいは、「逮捕されなかったことは誠に残念だ。これで年明けまで逮捕はお預けになってしまい、岸和田市長選などをめぐり、名誉毀損が繰り返されることが確実になった。日本の警察が立花孝志に対し、どれだけノーマークでやる気がなかったのかがわかる。今日までどれだけの罪を見逃し続けてきたのか。公選法違反を不起訴にした検察にも大きな責任がある」と批判した。