家族で帰省し、幸せな家族団らんのひと時を襲った能登半島地震から丸1年が経過した。
しかし、いまだ復興や復旧は進んでおらず、ボランティアの不足は深刻だ。他の震災に比べてボランティアが少ないのは、音喜多駿をはじめとする国会議員が「ボランティアに行くな」というメッセージを発信してしまったからだ。「どこまでならボランティアに行ける」というポジティブな情報を出していれば、今ほどボランティアが不足することはなかったのではないかと悔やまれる。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、能登半島地震の直後に被災地に駆けつけた選挙ウォッチャーちだいは、「今後も能登半島の現状を伝える記事を書いていくつもりだ。1年以上も不自由な生活をしている被災者たちが1日でも早く不自由な生活から脱することができるように、できる限りのことはしていきたい」と話した。