イギリスのフィナンシャル・タイムズが報じたところによると、ロシアが約10年前から日本と韓国との戦争を想定して160の攻撃目標を策定していたという。
攻撃対象の詳細なリストは、2013年から2014年にロシア軍が配布した秘密資料に含まれていて、日韓の82カ所の軍事施設をはじめ、東海原発などの13の発電所、関門トンネルを含む道路や橋などの民間インフラのほか、製油所や化学工場などが列挙されているという。
「食べる? 食品セシウム測定データ745」の著者で、原発の安全保障について真剣が議論が必要だと訴える選挙ウォッチャーちだいは、「戦争にならないことが何より大切だが、もし戦争になった時に真っ先に狙われるのは『原発』である。原発を攻撃すれば、福島第一原発事故と同じようなことが起こり、水や食べ物が汚染され、原爆を落とさなくても原爆と同等の効果が与えられる。日本は原発が狙われるかもしれないことを想定しているとは言えず、『保守』を自称し、国防を最優先に考える人たちこそ、この課題から逃れずに考えるべきだ」とコメントした。