統一教会の代理人弁護士である徳永信一が、昨年11月の兵庫県知事選で稲村和美さんを応援した兵庫県内の22市長を刑事告発した件で、告発人が反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の中曽千鶴子であることが明らかになった。中曽千鶴子がTwitterで明かしている。
市長が特定の候補を応援することはよくあることで公選法違反にはあたらないが、「立花孝志が2馬力選挙なら、稲村和美は23馬力選挙だ」という非常に頭の悪い言説がN国信者らを中心に流れており、ついには刑事告発まで至ってしまったようだ。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、2022年の川西市議選を取材したこともある選挙ウォッチャーちだいは、「これほど無駄な刑事告発はないが、福永活也がこのような刑事告発に文句を言わないのはダブルスタンダードである。これが公選法違反なら、維新の候補が市長選に立候補する時には何度も何度も吉村洋文知事が応援に入るのだから、どれだけ公選法違反をしていることになるのか。こんなことで公選法違反に問われるはずがない」と解説した。