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佐藤沙織里、落選も2位確定

 かつて「NHKから国民を守る党」から立候補したことがあり、「リハック」で黒川敦彦とやり合うなどして目立っていた佐藤沙織里が、2月2日投票の千代田区長選で落選確実になるも、2位になることが確実となった。
 唯一、まともな候補だった浜森香織さんは、佐藤沙織里にほぼダブルスコアをつけられての3位となっており、先週の戸田市議選で河合悠祐がトップ当選したのと同じように、ネットで目立つ人間が多くの票を獲得する現象が起こっている。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、千代田区長選を取材した選挙ウォッチャーちだいは、「投票する人たちが政策や実績で選んでおらず、デマや誇張でエモさを演出する人間たちに釣られる現象が起こっている。これは日本だけの問題ではないが、ネット上のイメージだけで投票すると大変なことになる。佐藤沙織里が反社会的カルト集団の構成員だったことがまるで伝わっていない」と警鐘を鳴らした。