
2月2日の岸和田市議選に立候補していた反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の福井完樹が、最下位で落選した。
ひとまず落選したことはめでたいものの、永野紗代を当選させるためのカカシだったことを考えると、純粋に喜べるものではない。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、岸和田市議選を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「福井完樹が立候補させ、二馬力選挙で永野紗代を当選させるところまでは、反社会的カルト集団の狙い通りである。福井完樹が永野紗代の票を喰った面もあるため、もし福井完樹が立候補していなければ、永野紗代がもっと多くの票を獲得した可能性がある。760票とはいえ、こんな奴に投票してしまう市民がいることも事実で、N国党の人気は兵庫県知事選を機に上がったと考えざるを得ない」と話した。