
2月2日投票の千代田区長選に立候補した「政治団体Q」の黒川敦彦が、わずか63票しか取れなかったことが明らかになった。
出馬記者会見をしたり、白のタキシードに薔薇の花束を持って登場したり、目立つ行動をたくさんしていたにもかかわらず、約2万人が投票する中で、黒川敦彦はわずか63票だった。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、千代田区長選を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「もともと頭がおかしかった黒川敦彦だが、勾留されたことでさらに悪化し、いよいよ言っていることがわけわからなくなってきた。行動もおかしいし、演説もおかしいので、もう誰もついてこられない。63票という数字は、逆に獲得するのが難しいぐらい少ない」と解説した。