
参議院で予算案が可決し、首相恒例の挨拶回りで「NHK党」の会派を訪れた石破茂総理が、頭に包帯を巻いた尊師・立花孝志の姿を見て、「どうしました?」と質問し、石破茂総理が立花孝志の襲撃事件を知らなかったことが明らかになった。
立花孝志は「悲しかった」と述べていたが、反社会的カルト集団の尊師がナタで襲われたところで、誰も立花孝志のようなパブリックエネミーのニュースなどチェックしているはずもなく、知らないのは何ら不思議ではない。
「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、財務省解体デモを現場で取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「立花孝志が殺されかけたところで、世間一般のリアクションは『へぇ』ぐらいなもので、いちいち心配するのはN国信者ぐらいなもの。そもそも立花孝志に関心を寄せる人間は超少数派である。もし殺されたとしても『因果応報だ』とか言われて3日で忘れられるだろう。尊師はいつでも自分を過大評価し過ぎている」と話した。